この度、ANBERNIC（アンバーニック）のRG35XX+ 2024を購入しました。
せっかくなのでGarlicOSを入れてみたくなり、苦戦しつつもなんとか入れることに成功したのでまとめることにしました。
- 自己責任で行っております
- 責任は取りかねますので、参考程度に
GarlicOSのインストールに用意したもの
SDカードリーダー
普段使っているのはBUFFALOのリーダーBSCR27U3です。
SDとMicroSDの両方使用でき、価格も1,000円以内で非常に安価でした。
MicroSD KIOXIA
東芝メモリホールディングスからキオクシア株式会社に社名変更されたものです。
64GBを選びましたが、こちらも1,000円以下の安価なものをチョイスしました。
128GBでも安いのでありです。
GarlicOS用にSDカードで用意すること
TF1とTF2でやることを簡潔にまとめました。
- ANBERNIC RG35XX Plus用の純正OS最新版をインストールする
- ブートローダーを追加する
- GarlicOSをインストールする
- initファイルを用意する
GarlicOSのインストール手順
TF1
RG35XX Plus用最新OSを用意する
公式サイトより、RG35XX Plus Firmware の最新版をDLしてきます。
ちょうどよかったのが、「RG35XXPLUS-EN-20240118」これが入っていたバージョンですが「RG35XXPLUS-EN-240428」かなり最新版が出ていたことです。
Rufusを使用しOSを書き込む
Rufusを使用すると上記OSイメージを簡単にSDカードに入れることができます。
Githubから、Rufus の最新版をDLしてきます。
私の場合、v4.4が最新でした。
ブートローダーを入れておく
Github GarlicOS から、ブートローダーをDLしてきます。
- Extract the bootloader onto your RG35XX+, RG35XXH or RG28XX’s stock OS MicroSD card.
上記一文の緑色部分からDL可能です。
- bootloader_anbernic_rg35xxplus-master.zip
- device-resources
- COPYING
- dmenu.bin
- README.md
上記、zipファイル内の4つのファイルを最新OSが入ったSDカード内にコピーします。
入れる階層は一番トップです。
TF2
init ファイルを用意する
Github GarlicOS から、initファイルをDLしてきます。
- 3. Copy an OS init script of choice into the boot folder (ex. GarlicOS)
上記一文の緑部分を保存します。
シェルスクリプト用の拡張子を付けている方もいましたが、拡張子は無しでOKです。
GarlicOSを用意する
Github GarlicOS から、GarlicOSをDLしてきます。
- 4. Extract an armhf OS rootfs file of choice into the boot folder with 7zip (ex. GarlicOS)
上記一文の緑色部分からDL可能です。私の場合GarlicOS v2.0.2が最新版でした。
- armhf-rootfs.7z
- rootfs.f2fs
exfatでフォーマットし、上記2ファイルを入れる
SDカードをexfatでフォーマットした後、bootフォルダを用意し、中に上記2ファイルを入れます。
- boot
- init
- rootfs.f2fs
GarlicOS起動成功！
TF1に入れるのか、TF2に入れるのか、どういう流れなのか文献が少なく何度かチャレンジし、苦戦しつつもようやくインストールすることができました！
純正OSのファームウェアが「RG35XXPLUS-EN-20240118」から「RG35XXPLUS-EN-240428」に変わっただけでもなかなか快適だったので、2OSを両方試してみようと思います。
TF2（GarlicOS）を抜けば、TF1（純正OS）で遊べます。
以上、ANBERNIC RG35XX PlusのGarlicOSインストールについてでした。
参考にした文献
Installing the bootloader
Extract the bootloader onto your RG35XX+, RG35XXH or RG28XX’s stock OS MicroSD card.Uninstalling the bootloader
Remove the device-resources folder and dmenu.bin file from your RG35XX+, RG35XXH or RG28XX’s stock OS MicroSD card.Creating TF1 bootable stock OS MicroSD cards
Download the latest portable version of Rufus
Download and extract the stock OS image (RG35XX+, RG35XXH, RG28XX) with 7zip
Start Rufus
Select your MicroSD card in the Device dropdown
Click the SELECT button and select your extracted stock OS image
Click the START button to burn your MicroSD cardCreating TF2 bootable MicroSD cards
To create a TF2 bootable MicroSD card:Format it with an exfat filesystem
Create a boot folder on it
Copy an OS init script of choice into the boot folder (ex. GarlicOS)
Extract an armhf OS rootfs file of choice into the boot folder with 7zip (ex. GarlicOS)Boot order
引用元：GitHub – GarlicOS/bootloader_anbernic_rg35xxplus
The bootloader will boot the first valid operating system it finds in the following order:
TF2 (ex. GarlicOS)
TF1 (ex. Anbernic’s Stock OS (RG35XX+, RG35XXH, RG28XX))
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