パニック発作に苦しんでいた時に、CBT(認知行動療法)をやってみることをおすすめされました。
CBTの先生は本当に優しく、役に立つ情報を色々教えてくれたので、そのうちの1つ、リラクゼーション方法についてご紹介したいと思います。(先生にブログに載せても良いか許可はいただきました)
Relaxation 呼吸法の練習をしましょう
Calming breath(20秒)おだやかな呼吸
腕、足、手を振って筋肉をほぐします。
手足を振りながら、心配や緊張も一緒に振り捨てるような感じで楽になります。
まず鼻から息をゆっくり吸い込みます。新鮮な空気で肺の下の方から上の方まで満たしていきます。
息を止めて3秒数えます。1.2.3.
そして少しずつ、唇の間から息をゆっくり吐いていきます。その時に、顔、あご、肩、お腹、腕の力も一緒に抜けていき、楽になります。
おだやかな呼吸を3回繰り返しましょう。
Calming counts(60-70秒)おだやかに数えましょう
心配や不安が起こったら、1、2分後にまた心配することにして、まずおだやかに数えましょう。そしてその間は100%それに集中しましょう。
ゆっくりと息を吸って、そしてゆっくりと息を吐きながら「気持ちが落ち着いている」と心の中で言います。
目を閉じて、そしてあなたの顔、首、肩の力が抜けていくのを感じます。ゆくりと呼吸をしています。腕、ひじ、手、指の力も段々抜けていって楽な感じを味わいましょう。胸、背中、お腹、腰、お尻、もも、ひざ、足、かかとの力も徐々に抜けていって楽な感じです。
呼吸をゆっくりしながら、10カウントダウンしていきます。「10・・・(吸って・・・吐いて・・・)、9・・・(吸って・・・吐いて・・・)、8・・・(吸って・・・吐いて・・・)・・・」ゆっくりと、楽に呼吸をしている一方で、もし体の一部で緊張しているところがあったら、そこの部分に注意を向けましょう。そして、まるで雪がとけていくかのように、そこの緊張もとけていくのを感じましょう。気持ちがとても落ち着いています。
私は椅子に座ってリラクゼーション方法を行いました
立ってリラクゼーション方法を行うとうまく力が抜けず、最大限の効果を発揮できません。
先生と一緒にやるときは、椅子を壁にくっつけた状態(背もたれが壁側)でリラクゼーション方法を行いました。
これを1日に数回、行うようにしましょう!
私の場合、すぐに効果は出ませんでした
薬に頼っているわけではないので、今日やって明日治る or 効果が出る、というものではありませんでした。
ただ、私自身、何もない日でも緊張が続くことが多いので効果はあると思っています。
薬に頼らない治療、薬だけの治療に限界を感じている方は、是非、取り入れてみてはどうでしょうか。
以上、認知行動療法の先生に教えていただいたリラクゼーション方法についてでした!
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