自分で設定したexcelのパスワード、数年経ったら何を設定したのかわからなくなってしまいました。
色んなパスワードを試すもお手上げ。
自己責任でパスワードを強制的に解除したので忘備録として。
xlsのファイルの場合は一旦xlsxやxlsmに変える必要があります
目次
忘れてしまったパスワードの解除方法
xlsxやxlsmの拡張子をzipに変える
拡張子の「xlsx」や「xlsm」の部分を「zip」に書き換えます。(手動でOK)
拡張子が表示されていない場合、拡張子を表示させるところから行います。
中を開いて、「***.zip\xl\worksheets」まで進む
zipファイルの中を進み、xl > worksheetsフォルダまで進みます。
中にsheet.xmlが入っています。
対象シート「sheet.xml」をzip内から別場所に出す
対象シートの番号が末尾についたxmlファイルをzipファイルの中から出し(コピーし)ます。
テキストで開く
xmlファイルをテキスト系のアプリで開きます。
sheetProtectionを消す
xmlのタグでsheetProtectionで始まるタグを探します。
<sheetProtection password="B417" sheet="1" objects="1" scenarios="1" sort="0"/>
終了タグはないので「<」から「/>」までを削除し、保存します。
対象xmlを上書きする
上書き保存したxmlファイルをzipファイルの元あった位置に上書きします。
差し替えて、拡張子をxlsx、xlsmに戻す
最後に「zip」拡張子から「xlsx」「xlsm」に戻します。
これでロック解除完了
再度エクセルファイルを開くと保護が解けています。
これで解除完了です。
xlsでは行えなかった
古いOfficeで使用していた拡張子xls。
この拡張子ではzipにしたところでworksheetsフォルダが存在せず書き換えることができませんでした。
一度xlsをエクセルで開いてxlsx等に名前を付けて保存した上で上記ステップを行う必要があります。
関数の箇所をロックしていたものの解除できなくなり焦りましたが、なんとか解除できてよかったです。
以上、セルのロック用パスワードを忘れてしまった場合の解除方法についてでした。
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