Windowsを使用していてデータのバックアップ、復元を行いたいと思ったことはないでしょうか。
私はドキュメント類を扱うことが多く、またフォルダ単位(大量のドキュメント)での追加・削除を行うことが多いのでバックアップと復元が簡単に行えると助かるのです。
この度、データバックアップソフト「MiniTool ShadowMaker」を使用してみたのでご紹介したいと思います。
MiniTool ShadowMaker

MiniTool ShadowMakerの主な機能について、公式HPの情報を引用させていただきました。
引用元:プロフェッショナルバックアップソフトウェア– MiniTool ShadowMaker
- システムのバックアップと復元
システムイメージを作成し、システムが正しく動作しない時にマシンを以前の状態に復元できます。- 使用中のファイルのバックアップ/同期
ファイル、フォルダ、または開いているファイルをバックアップ/同期して、データの安全を確保します。クラスターサイズが2MBのNTFSボリュームを完全サポートします。- 異機種への復元
パソコンまたはサーバーで作成したイメージをもう一台のパソコンまたはサーバー上に復元します。- クラスターサイズが2MBのボリュームをバックアップ
クラスターサイズが2MBのNTFSハードドライブをバックアップまたはクローン作成し、データをしっかりと守ります。- バックアップ方式を変更
バックアップ スキームを変更することで、ハードディスクの容量を管理します。- バックアップ自動化
バックアップのタイミングを設定してその時になったら自動的にバックアップが始められます。
ShadowMaker 日本語利用までの道のり
ShadowMakerのインストールまでの道のりをまとめてみました。
公式HPでexeファイルの取得
- 公式HPのページ上部「ダウンロード」をクリックする
- ダウンロードページから「MiniTool ShadowMaker」の項目を探す
- 「ダウンロード」ボタンをクリックする
- 私がダウンロードしたのはバージョン4.4「sm-online.exe」でした
exeファイル実行でソフトのインストール

- インストール画面では「カスタムインストール」をクリックする
- 言語を「日本語」を選ぶと無難
- インストール→起動後でもLanguageの設定は可能ですが、変更→再起動等必要なのでインストール時にしっかり日本語を選ぶと良い
- 言語を「日本語」を選ぶと無難
これだけなのでとっても簡単です。
「バックアップ」&「復元」使ってみた!
バックアップ

起動すると各ドライブ名、各ドライブの空き容量、バックアップ履歴がホーム画面に表示されます。
主なアクションは左側に集約されているのでここからメニューを切り替えていきます。

まずは手動でバックアップを行ってみました。

ソースの選択は「ディスクとパーティション」もしくは「フォルダーとファイル」です。
私はパーティションごとではなくフォルダー単位で行いたかったのでフォルダを選択しました。
普通に直感的な操作で行っていけます。

さくっとバックアップの完了です。

FTSとMFIファイルが生成されました。
これがバックアップのベースになります。
名前がハッシュ値のようになっており、解読しにくい名前になっています。
細かいオプション設定が可能で圧縮率を「中」に設定してみた結果がこちら。
オリジナル | バックアップ | |
---|---|---|
サイズ | 3.91 GB (4,205,463,701 バイト) | 3.76 GB (4,041,839,221 バイト) |
ディスク上のサイズ | 3.91 GB (4,205,678,592 バイト) | 3.76 GB (4,041,842,688 バイト) |
ファイル拡張子によっても圧縮率は異なると思います。参考になれば幸いです。
復元

復元もとっても簡単。
- 復元するバックアップファイルを選択する
- バックアップファイルの中のどのファイルを復元するか選択する
- (デフォルト:全選択)
- どこに復元するか指定する
これだけです!

圧縮のせいか、復元はバックアップ時より時間がかかる印象でした。
かなり便利なバックアップソフトです!

MinitoolのShadowMakerを使ってみて思ったことについてまとめてみました。
- バックアップと復元が簡単!
- バックアップファイルの圧縮&パスワードが設定できる!
- 定期実行可能!
- 直観的操作が可能!
- 復元時に全復元、ファイルを指定して復元可能!
- 復元時に圧縮率が高ければ時間がかかる
メイン項目は「バックアップ」「同期」「復元」です。
他にもログなどが見れるので管理が楽でした。
また、「ツール」画面では以下の項目がありました。
- メディアビルダー
- ブートメニューを追加
- 解除
- ディスクのクローン
- PXE
- リモート
- System Booster
うーん。奥が深い。
今後もどんどん使って、レビューしていきたいと思います。
ライセンスの比較
Free、Pro、Pro Ultimateのライセンスの違いについてまとめてみました。
Free | Pro 月次支払い | Pro 年次支払い | Pro Ultimate 生涯使用可能 | |
---|---|---|---|---|
ライセンスの種類 | 1 PC 1ライセンス | 2 PCs 1ライセンス | 3 PCs 1ライセンス | |
Windows 7/8/8.1/10/11対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ファイルのバックアップと復元 | ○ | ○ | ○ | ○ |
システムのバックアップと復元 | ○ | ○ | ○ | ○ |
パーティションのバックアップと復元 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ディスクのバックアップと復元 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ファイル同期と検索 | ○ | ○ | ○ | ○ |
システムディスクのクローン | × | ○ | ○ | ○ |
非システムディスクのクローン | ○ | ○ | ○ | ○ |
ダイナミック ディスク (シンプル ボリューム) のクローン | ○ | ○ | ○ | ○ |
完全/差分バックアップスキーム | × | ○ | ○ | ○ |
ユニバーサル復元対応 | × | ○ | ○ | ○ |
WinPEでバックアップ | × | ○ | ○ | ○ |
WinPEで復元 | ○ | ○ | ○ | ○ |
WinPEで同期 | × | ○ | ○ | ○ |
WinPEでクローン作成 | × | ○ | ○ | ○ |
WinPEでバックアップ管理 | × | ○ | ○ | ○ |
WinPEで同期管理 | × | ○ | ○ | ○ |
Pro、Pro Ultimateの違いに関しては登録台数の違いだけでした。
以上、バックアップソフトウェア「MiniTool ShadowMaker」の紹介でした。