Canon EOS Kiss X10を使用していると、保存形式で気になったのがRAW・C-RAWです。
RAWは今までもあったのでわかっていますが、C-RAWが何者なのかわかりません。
こちらがRAWとCRAWで撮影した写真です。
RAW CRAW
正直、違いがわかりませんでした。
気になったので調べてみました!
Canon C-RAWとは
Canon C-RAWについて記載しているページを見つけたので引用させていただきました。
ファイルサイズを抑えた、新RAWフォーマット[C-RAW]を採用
従来のRAWに加え、新たなRAWフォーマット[C-RAW(CR3)]を採用。RAWと同じ約3030万画素データでありながら、ファイルサイズを軽量化。処理速度と連写速度の向上も同時に実現、撮影時のパフォーマンスを拡大させます。※ [C-RAW]と比べ、画質は[RAW]が優れています。
引用元:キャノン | 高画質
※ RAWからC-RAW、C-RAWからRAWへの変換はできません。
ファイルサイズの比較について
上記、風景写真を2枚、三脚を立てて撮影しました。
雲の移動があるので若干誤差はあるとは思いますが、ファイルサイズを調べてみました。
圧縮形式 | ファイルサイズ |
---|---|
RAW | 27.02 MB |
C-RAW | 17.84 MB |
C-RAWのほうが、RAWの半分程度のサイズにまでカットされていました。
使うならRAW?C-RAW?
RAWかC-RAW、どちらを使うべきかまとめたのがこちら
- 処理速度・連射速度・軽量化を考えるならC-RAW
- 画質をとるならRAW
- 同じ写真を撮るとRAWなら27MB、C-RAWなら18MBまで軽量化(一例)
「画質をとるなら」と言っていますが、C-RAWでも目で見る限りでは違いはわかりませんでした。
拡張子はRAW・C-RAWどちらも.CR3
RAWで撮影しても、C-RAWで撮影しても、どちらも拡張子は.CR3でした。
パソコンでカメラ専用ソフトを使えば判別できるのかもしれませんが、ファイル名だけでは後々判別ができないので混ぜたくない方はご注意ください。
CR3が現像できなかったので方法を調べてみました
せっかく新しいカメラでも、古いPhotoshopやLightroomを使っているとCR3に対応していないので画像として認識されませんでした。
Adobeがちゃんと対応方法をまとめてくれていたので試してみました。